ペットロスを乗り越えるために - ペット火葬[訪問火葬・引取供養]は即日対応(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良) | ペット火葬 大阪 こころみたす

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2021.12.09.

ペットロスを乗り越えるために

ペットロスを乗り越えるために
「ペットロスについて」「ペットロスの原因」と紹介させていただきましたが、最後にペットロスを乗り越えるために、ということについて触れておきたいと思います。
ペットは私たちに喜びや癒し、楽しさを与えてくれますが、最後に大きな悲しみやつらさ、それを乗り越える試練も与えてくれます。
ともに人生を楽しんだペットのためにも、しっかりと乗り越えれるようご覧いただければと思います。

01.悲しみを素直に表現する。

ペットとの別れが来てしまった時に、罪悪感や怒り、失望感などが邪魔をして自分の感情が自分でもわからなくなることがよくあります。そんな時には別れの悲しさをストレートに表現し、思いっきり「泣く」ことがペットロス症候群を乗り越える第一歩。
泣いた後にすっきりしたという経験は誰しもあるかと思います。「泣く」という行為によりストレス解消ができ、笑うことよりも効果的という一面もあります。

02.立ち直るために焦らない、無理をしない。

感情を素直に表現することと共に、立ち直ろうと頑張りすぎることはせずに、時間の経過とともにご自身の生活を取り戻していくことが大切。ペットの死が自然のことであるのと同じように、飼い主様の心理状況も自然と現実にフィットしていくことが最良の方法と言えます。
そんな時に無理をして立ち直ろうとしても心がついていかないのは当然のこと。
ペットに感謝をする、安らかな眠りを祈ってあげる、無理なくしてあげれることをするだけでペットのためのお供養となることでしょう。
また、ペットにお手紙を書いてあげることも、自身の気持ちの整理をつける最適な方法と言えます。

03.行動パターンを少し変えてみる

ペットがいた頃と同じことをルーティン的に続けてしまっている場合、それが原因で立ち直るのが遅れることにもなるようです。
例えば、「ペット用品のチラシをチェックする」「ペット用品の売り場に行ってします」などがありますが、その都度ペットがいた頃の自分を思い出し、落ち込むことが癖になってしまうことも考えられます。
ペットのことを思い出すことは大切ですが、できることであればそれは新たな生活の中で共存できるのが好ましいこと。今までの行動パターンを少し顧みて、やめることができるルーティンはやめてしまうことも一つの方法です。

04.周囲との経験の共有

周りにペットロスの経験者はいらっしゃるでしょうか?経験した方にしかわからない感情は当然としてあります。
当人たち同士で会話をし、いろんな感情に共感することはとても有意義で様々な気づきがあることでしょう。
「この人も同じ経験をしているんだ」「自分だけが特別ではないんだ」「ペットの死は自然なことなんだ」ということがわかっていき、安心感を得たり平静を取り戻すことができるでしょう。
また、同じ痛みを知っている人は安易な言葉であなたを傷つけるようなことはしません。

05.偏見や無理解を気にせずに自分らしくふるまう

上記プロセスを経ていけば、だんだんと自分なりの行動が見えてくるようになります。
ペットロスを発症してしまった場合、周囲の人たちの無理解や偏見が見えてくることもあるかと思います。
「そんな事で悲しんでるの?」や「いつまでも悲しんでいられないんじゃない?」など、悪意はなくとも軽率な言動が耳に入ってくることでしょう。
ペットロス克服のためには、それらは気にせずに受け流すことが必要となります。

ペットロスを乗り越えて…

ペットと遊んだことや叱ったことなど、飼い主様とペットとの関係は当人同士だけのもの。
旅立ったペットとの関係も同じく、それを自分らしく作り上げることが可能です。
ペットロスから立ち直ること、そこで改めてペットと楽しく暮らしたと言えるのではないでしょうか。
1日でも早く症状から立ち直り、楽しかった日々に思いを巡らせることができるよう、心から願っています。

ペットの訪問火葬・引取供養のこころみたすペット思い出セレモニーにお任せください。

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2021.12.07.

ペットロス症候群の原因について


前回の記事で紹介させていただいたペットロス症候群ですが、まずはその存在を知ることで回復への近道にしたり、周りで困っている人へのサポートにと役立てていただきたいと思います。

そこで今回はその原因にも触れておきたいと思います。ペットロス症候群の主な原因を知っておくことで、心に余裕を持つとともにペットとの別れの後、心や体に異変を感じた時に今一度自分を見つめ直す判断材料に活用いただければ幸いです。

原因1:タイミングや経験値などによる、本人の性格・資質による要因

ペットとの別れは、いつでも予期できるわけではありません。
不慮の事故や思わぬ病気などで、全く想像にも及ばないタイミングでの別れにより、本人の処理能力を超える時に発症することがしばしば見られます。
また飼い主さまにとって、初めての経験であるとか、過去の大きな喪失経験と重なる場合なども、個人の心の許容範囲を超えてしまうことがあります。

原因2:悲しみを乗り越えるための環境が揃っていない。

ペットロス症候群にかかってしまったときに、それを紛らわしてくれる事柄がなかったり理解してくれる仲間が身近にいない、などという状況は容易に起こり得ます。そんな環境に身を置いた場合、ペットロス症候群がひどくなったり、長引いたりしてしまいます。
また、理解してくれないなどの問題だけでなく、周りの人間の鈍感な言葉にますます心を塞ぎ込んでしまう、などということもあります。

原因3:悲しみを通り越した罪悪感が生じる。

ペットとのお別れが予期しないものや早すぎる場合、飼い主の方が責任を過大に感じてしまい、ペットロス症候群が重大担ってしまうこともあります。根拠の有る無しに関わらず自分を責めてしまう、そういう飼い主の方もよくいらっしゃいます。
もっと可愛がってあげればよかった、この子は幸せだったのだろうか、など罪悪感を持ってしまうことも大きな要因です。

原因4:ペットの亡くなり方が引き起こす。

すべてのペットが、寿命を全うできるわけではありません。病気や不慮の事故、心に大きなダメージを負ってしまうような別れの場合、ご自分の無力さをを必要以上に感じてしまい、症状が悪化してしまいます。

原因5:ペットとの関係性が強すぎたときに感じる強い喪失感。

ペットの存在が「家族」という枠を超え、「ご自分の一部」とまでなってしまっていた場合、その喪失感がとても大きく、心のダメージも深くなってしまいます。そのような場合には穴埋めできるような事柄が見つかりにくく、ペットロスから立ち直れない一因になります。

原因6:悲しみを自分の内に閉じ込めてしまう。

素直に悲しみを表現できない、悲しみや心の要望を我慢してしまう、といった状況に身を置かざるを得ない場合、正常な悲しみのプロセスを踏むことができずペットロスから立ち直るきっかけが失われてしまうことがあります。子供のように悲しんでばかりいられない成人や、悲しみを表現するのが上手ではない男性などによく見られる状況です。

原因7:情報を正しく取捨選択できない。

悲しみの中で正確な情報を判断できず、不確かな情報がペットロスからの立ち直りを妨げることもよく見られます。信頼できる獣医さんと相談したり、正確な情報を普段から得ることができるような状況を作っておくことが大事です。

以上がペットロス症候群を発症する主な原因と考えられています。
中には防ぎようがないようなものもあり、すべてをすぐに克服するのは困難なことだと考えられています。

そもそもペットが亡くなることは、ごく自然なこと。原因を知っておくとともに、あらかじめそのことを受け入れておくこともやはり必要です。
その上で、ペットが生きている内にしっかりと愛情をそそぎ、原因となるような「未解決」や「未達成」が残らないよう心がけておくことが重要と言えるでしょう。

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2021.12.06.

ペットロス症候群を知ろう

ペットロス症候群を知ろう

ペットロス症候群とは

症名からも分かるように「ペット」を「亡くす」事(ペットロス)によって、精神的なストレスになり発症する精神疾患のこと。ペットとの別れのショックが半年以上続き、「うつ状態」になったり「自殺願望」を感じたりします。また、精神的な症状にとどまらず、身体的な症状を併発することも少なくありません。
ペットとともに生きることがよりポピュラーな米国では、1990年代より精神疾患のきっかけになる事案として重要視されていました。
日本においても、2000年ごろから専門家の間で注目されるようになり、現在では周知するなどをし予防するための策が講じられています。

ペットロス症候群にかかる人口の増加には、ペットの位置づけが”家族”という枠を超え”伴侶”にまでなっているからともいわれています。
長年連れ添い生きてきたペットへの愛情が、ペットロスによりご自身の内に溜まってしまう。ペットをなくした悲しみを表現する方法が何も見つからない。
そんな精神的症状を引き起こす可能性は誰にだってあるのです。

ペットロス症候群の発生と回復のプロセス

そんなペットロス症候群ですが、これは特異的な症状ではなく、前述の通り誰にでも起こりうる正常な反応です。
ペットロスに限ることではないのですが、大事なものをなくしてしまった人は、誰しもが悲しみに暮れることでしょう。その悲しみが回復するまでのプロセスはエリザベス・キュブラー・ロスの著書「On Death and Dying」ので紹介されています。
キュブラー・ロス・モデルと呼ばれるこの理論では、悲しみが生じてから回復するまでの心の過程を5段階に分けて解説しています。その5段階とは、以下に分類されています。

1.拒否

ペットの死を受け入れるのが辛いあまり、受け入れないでおこうという防衛本能が働くときに起こるのがこの「拒否」と呼ばれる段階。
現実逃避にも似た行動・言動が現れ、様々な想像でペットの死から目を背けることでしょう。

2.怒り

ペットの死、その原因を考え、漠然とした疑問を投げつけてしまうこと、その一連の行動は「怒り」により引き起こされます。
自分に対して向けられる怒りもあれば、他人に対して向けられるものも。
「もっとかわいがってやれれば」という感情から「獣医は本当に最適な処置をしたの!?」というものまで様々あります。

3.交渉

悲しみを何かに替えて和らげようとする心的行動、それが「交渉」と呼ばれる段階です。
「◯◯◯すればペットが返ってくるのではないか」と考える、などという行動が見られます。

4.抑うつ

無気力になった状態のことを「抑うつ」といいます。悲しみの感情が強いあまり、何をしても楽しくない、日常生活がどうでも良くなるなど、一般的に「うつ」と呼ばれる症状に近くなります。

5.受容

拒否から抑うつまでの心的症状のあと(順番が違ったり、すべての症状が発生するわけではありませんが)、事実を受け入れ、いつもどおりの感情を取り戻す段階へと移ります。
その状態を「受容」と呼び、生活の中での感情がいつも通りに戻っていきます。ペットの死が悲しいのはもちろんですが、その事実を事実として受け入れ、きちんと向き合うことができるようになっていきます。

まずはペットロス症候群を知っておくことが大事

説明したとおり、悲しみからくる心的症状は防ごうと思ってもなかなか難しいものです。
ですが、ペットロス症候群の存在と発生プロセスを、まずは知っておくことで原因不明の自体でも一呼吸おいて症状と向き合うことができると思います。
その上で悲しみを克服する足がかり、きっかけになればと思います。

次回はペットロス症候群の発生の原因についてをご説明いたします。

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