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2021.12.18.

シニア犬・高齢犬との付き合い方 – 持っておきたい栄養素の基礎知識


前回、老犬の食事方法について少しのアイデアと気配りで行える工夫についてお話しさせていただきました。それと合わせて行いたいのが、与える食事の質の見直し。せっかく食欲を取り戻し、いい生活習慣を取り入れるのですから、食事の質が伴っていないと逆効果にもなりかねません。
そんな食事の見直しの時に役に立つ、老犬にとって最適な栄養素についての基礎知識をお届けしたいと思います。

最も大切なのが動物性タンパク質

愛犬の身体、その中でもわかりやすく衰えていく部位に当たるのが筋肉です。その失われていく筋肉を少しでも維持させるために必要なのがタンパク質。いいタンパク質を摂取することで身体にアミノ酸がいきわたり、筋肉を形作る働きをします。またそれだけではなく、血や骨・皮膚や被毛に至るまで、その形成にはタンパク質を必要とします。犬の場合は動物性タンパク質がいいでしょう。肉食動物である犬は、動物からのタンパク質を効率良く吸収します。
なお、老犬にとってはたっぷりとタンパク質を摂取させることよりも、良質なタンパク質を与えることを優先させてください。

カロリーは抑えても脂肪も必須栄養素であることは忘れずに

老齢期、運動量が減るに従って摂取カロリーを抑えるよう食事を工夫されることでしょう。そんな時に脂肪分をカットすることもカロリーを抑える一つの方法ですが、脂肪も体を作る栄養素の大事な一つだということを忘れてはいけません。カロリーを抑えようとして過度に脂肪分を減らしてしまうと、毛並みにツヤがなくなったり皮膚が乾燥気味で元気がない印象に、ということも考えられます。
バランス良い食事には脂肪は欠かせないことも気に留めておかなくてはなりません。

老犬の健康のためにプラスできること

必須栄養であるタンパク質と脂肪のバランスのいい食事をきちんと理解した上で、愛犬にとってより良い食事になる栄養素があることも覚えておいて損はないでしょう。
まずは病気になる一因とも言われている活性酸素を抑える抗酸化栄養素が考えられます。これは病気への抵抗力が弱くなる高齢期にはことさら大切な栄養素。かぼちゃ、ほうれん草、にんじん、ブロッコリー、小松菜、ブルーベリー、りんごなどから摂取ができます。
また、愛犬のお腹の調子が悪くなり、下痢を起こしている、ということはないでしょうか?腸内の環境を整えてあげることも愛犬への生活習慣改善の一つとなります。そのために必要なのがプロバイオティクスとプレバイオティクス、いわゆる善玉菌です。無糖のヨーグルトから摂取できます。

バランスのいい食事で快適なシニア期を

このように必須栄養素のバランスを考えた上で身体に必要な食事をプラスしてあげることで、病気や体調不良を防ぐことができます。これらの考え方は人間の場合となんら変わりがないと思われることでしょう。今までよりもほんの少し工夫や知識を持って接してあげることで、大きな環境改善が測れます。
また、ここで挙げたのは基礎的なこと。もし愛犬の調子が思わしくない場合などは、食事で何か改善できることがあるかもしれませんし、普段の生活習慣で変化を起こせるならそれが一番。
不安なことやちょっとした変化でも、かかりつけの医師と相談し愛犬との生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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