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みたす日記

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こここみたす ペット思い出セレモニー

2017.04.03.

ペットロス症候群の原因について


前回の記事で紹介させていただいたペットロス症候群ですが、まずはその存在を知ることで回復への近道にしたり、周りで困っている人へのサポートにと役立てていただきたいと思います。

そこで今回はその原因にも触れておきたいと思います。ペットロス症候群の主な原因を知っておくことで、心に余裕を持つとともにペットとの別れの後、心や体に異変を感じた時に今一度自分を見つめ直す判断材料に活用いただければ幸いです。

原因1:タイミングや経験値などによる、本人の性格・資質による要因

ペットとの別れは、いつでも予期できるわけではありません。
不慮の事故や思わぬ病気などで、全く想像にも及ばないタイミングでの別れにより、本人の処理能力を超える時に発症することがしばしば見られます。
また飼い主さまにとって、初めての経験であるとか、過去の大きな喪失経験と重なる場合なども、個人の心の許容範囲を超えてしまうことがあります。

原因2:悲しみを乗り越えるための環境が揃っていない。

ペットロス症候群にかかってしまったときに、それを紛らわしてくれる事柄がなかったり理解してくれる仲間が身近にいない、などという状況は容易に起こり得ます。そんな環境に身を置いた場合、ペットロス症候群がひどくなったり、長引いたりしてしまいます。
また、理解してくれないなどの問題だけでなく、周りの人間の鈍感な言葉にますます心を塞ぎ込んでしまう、などということもあります。

原因3:悲しみを通り越した罪悪感が生じる。

ペットとのお別れが予期しないものや早すぎる場合、飼い主の方が責任を過大に感じてしまい、ペットロス症候群が重大担ってしまうこともあります。根拠の有る無しに関わらず自分を責めてしまう、そういう飼い主の方もよくいらっしゃいます。
もっと可愛がってあげればよかった、この子は幸せだったのだろうか、など罪悪感を持ってしまうことも大きな要因です。

原因4:ペットの亡くなり方が引き起こす。

すべてのペットが、寿命を全うできるわけではありません。病気や不慮の事故、心に大きなダメージを負ってしまうような別れの場合、ご自分の無力さをを必要以上に感じてしまい、症状が悪化してしまいます。

原因5:ペットとの関係性が強すぎたときに感じる強い喪失感。

ペットの存在が「家族」という枠を超え、「ご自分の一部」とまでなってしまっていた場合、その喪失感がとても大きく、心のダメージも深くなってしまいます。そのような場合には穴埋めできるような事柄が見つかりにくく、ペットロスから立ち直れない一因になります。

原因6:悲しみを自分の内に閉じ込めてしまう。

素直に悲しみを表現できない、悲しみや心の要望を我慢してしまう、といった状況に身を置かざるを得ない場合、正常な悲しみのプロセスを踏むことができずペットロスから立ち直るきっかけが失われてしまうことがあります。子供のように悲しんでばかりいられない成人や、悲しみを表現するのが上手ではない男性などによく見られる状況です。

原因7:情報を正しく取捨選択できない。

悲しみの中で正確な情報を判断できず、不確かな情報がペットロスからの立ち直りを妨げることもよく見られます。信頼できる獣医さんと相談したり、正確な情報を普段から得ることができるような状況を作っておくことが大事です。

以上がペットロス症候群を発症する主な原因と考えられています。
中には防ぎようがないようなものもあり、すべてをすぐに克服するのは困難なことだと考えられています。

そもそもペットが亡くなることは、ごく自然なこと。原因を知っておくとともに、あらかじめそのことを受け入れておくこともやはり必要です。
その上で、ペットが生きている内にしっかりと愛情をそそぎ、原因となるような「未解決」や「未達成」が残らないよう心がけておくことが重要と言えるでしょう。